レジン原型の研削

シリコーン型から取り出すと「レジン原型」となります。レジン原型は私が便宜上つけている言い方です。元の粘土の原型に対してレジンになった状態だけど、まだ仕上げ作業が必要であり、その作業前の状態なので「レジン原型」と言ってみました。
動画では、初めに使っている青いグリップの工具が電動ヤスリです。これでおおまなバリのようなものを削ります。削ると言ってもこの工具の先端はサンドペーパーなので変形するほどは削れません。その後に使っている手作業の工具が、自作のヤスリで、サンドペーパー付きのスポンジを、この棒状の工具の先に両面テープで固定しています。棒の元は粘土用のスパチュラです。これ簡単なモノにみえますが私としてはかなり画期的な工具です。それまでサンドペーパーを手でかけるのは非常に大変な作業だったのですが、この工具を作り出してからはかなり思うようにコントロールしやすくなりました。全行程の中でも「画期的」に作業のクオリティを上げたのは「真空脱泡器」と、この「サンドペーパースティック」の2つに思います。
なお下の「クモの巣」状の台は、集塵機です。削りで出た粉が飛ばないよう吸い込む台です。今使っているのは本来ネイル作業用のものでアマゾンで購入しました。集塵機もなかり研究し、一時はなかり大型のものも考えましたが、今はこのコンパクトなものを使ってます。

これが私の「画期的」工具の、仮称「サンドペーパースティック」です。