サバトラ白。ほぼ完成。

色鉛筆での毛並み表現も良いセンに達し、ほぼ完成しました。今回は途中で全体をクリアするようなことはなく、さすがに25匹着彩の試作をしただけあって途中の軌道修正もしつつ完成までもってこれました。
しかし、決して滞りなく進んだわけではなく、試行錯誤をしながらの進行でした。
まず、このサバトラの色味について、どの程度、寒色系のクールグレーにするか、または暖色っぽいウォームグレーにするか、そこが大きなポイントでした。キジトラとの差をはっきりさせたいという思いもあり比較的寒色めにしたのですが、途中、やや青くなりすぎて「まずい」という段階があり、そこをなんとか軌道修正しました。また後ろ足のモモにあたる場所のシマの入り方について。めぼしい写真資料が見つからず、はじめは想像で描きました。その時は背中のシマが垂直に入ることに対し、モモのシマは水平に入れていました。しかし、ホントにこうなるのかな、と疑問に思い、写真資料をなんとか探してみたら、なんとモモも背中のシマとほぼ同じように垂直に入ることがわかり、この部分だけは一度消して、シマを描き直しました。やはり観察は大事でした。

あと白い面については、アクリル絵具で面のベースを塗り、その時点である程度ムラになるので、そのムラを活かして、薄いウォームグレーで毛並みとしての細い線を細かく入れていきました。これも、まあまあ良い感じのように思っています。この後はホントにディテールについて仕上げをしますが、ほぼ着彩完成かと思います。


これで、茶トラ白、キジトラ、サバトラ白、と難易度の高い柄を一周体験できました。後は、白ネコ、黒ネコの2種をクリアできれば、ほぼ、どんなガラでもいけるような気がします。なにより、全体の段取りが見えてきたことが大きな収穫です。色鉛筆はカランダッシュのスプラカラーというスイスのブランドの水彩色鉛筆なんですが、その1本1本の色の傾向もつかめてきたので、かなりコントロールができるようになってきました。