着彩。茶トラ+白。

猫フィギュア。色付けバージョン。だんだん技法が安定してきました。先日はキジトラを着彩しましたが今回は「茶トラ+白」です。その中でも明るめのタイプです。ミオがモデルです。技法はキジトラ同様ベースをアクリル絵具、その上に毛並みの表現を色鉛筆で描き込むという方法です。
この明るめ茶トラ白のタイプは難しいところが2つあります。第一は大きく2つの色「茶色エリア」と「白エリア」があり、その境界をどう処理するか。第二に、明るい茶トラはシマシマが薄くあいまいなケースが多いので明確な色の境目がないことをどう表現するか。の2つです。
前者の2つの色エリアの境界は、実はまだ完全に消化しきれていません。現状は白を先に塗り、その後茶を塗り、その境界を水で溶かして少しぼかしたのですが、あまり安定した技法になっていません。そこが課題です。また後者のあいまいなシマは色鉛筆を重ねて複雑な色を表現しています。ここはある程度うまくいっているようにも思います。
約一カ月間、ずーっと試作を続けてきましたがようやく手法が安定してきました。まだもう少し課題はありますが。しかしこれでいろいろな柄の猫表現ができるかと思います。他の柄にも挑戦してみたいと思います。