近づいてきています。

今日も着彩のテストを続けてます。今日はドライブラシという技法を試しました。それは筆の絵の具をギリギリまで落として、ほとんどふき取ったような状態のかさかさのところで、そのわずかい残った絵の具でかすれるような筆致で描くという手法です。それによって、実際はボカシを描くことができるので、よりネコらしい質感の表現に向いています。またミオのような、白と茶トラのミックスの柄の場合、キジトラなどと違い、シマシマが薄い傾向が強いとのことで、はっきりしないシマを描くのにもドライブラシは適しています。この写真ではやはりわかりにくいですが、今までになく、良い感じの柄の表現になりつつあります。これはもう少し探る価値ありに思います。

さらに、動物造形の塗装の情報を収集したくて、この本を発見し買ってきちゃいました。竹内しんぜんさんという造形作家さんのものです。この方は以前から知っていました。ここで見たかったのは造形のほうではなく塗装の仕方です。なお造形方法はほぼ私と同じみたいで、スカルピーで原型を作りシリコーン型からレジン注型のようです。それはともかく、塗装の仕方は私なりに収穫がありました。
まだドライブラシも自分でコントロールしきれていないので、その点を習得することと、他の柄でも自在に塗れるようになれば、自分なりのスキルになるのですが。もうしばらくテストが必要そうですが、ひとつの方法が見えてきたように思います。