自然のちから

今日、通勤の時に運河を通りかかり、その護岸に、陽の光が水に反射してゆらゆら映っているさまを見ました。とてもきれい。写真の上半面ですね。下は水面。
この水の反射のゆらめき、って誰でも見覚えがあるかと思います。学校のプールの底もこんな光の模様ができていたと思います。実は私はかつて仕事上の撮影で、この光のゆらめきを再現しようと、プロのカメラマンに相談し、スタジオで試みたことがあります。そこではそこそこ大きな浅い水槽、浅いプールのようなものを作り、水を張ってそこへライトを当ててその反射を撮ろうとしました。しかし、どうやってもこの写真のようなきれいなゆらめきはできませんでした。理由ははっきりはわからないけど、おそらく水槽の水の深さがたりなかったのかなとみています。スタジオ内ではそれなりの大きさだったんだけど。もう10年以上前のことです。その時、誰でも知ってる現象でもそれを人間が再現しようと思うと、そうそう簡単なことではないんだな。と改めて思いました。自然のちからは、誰が見てる、見ていない、知っている、知らない、と関係なく、えらい力が常に働いているんだな~と、改めて思いました。