後楽園ホール・ボクシング

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 ちょっと久しぶりに後楽園ホールのプロボクシング観戦に行った。会社の先輩が桁違いのボクシング通で、プロのジムのセコンドライセンスを持っているため、そのジムの試合のときに、チケット購入して行った。後楽園ホールというとボクシングでは聖地だが、実際に行くとかなり老朽化した建物で趣き深い。テレビで見る世界タイトルマッチのような大規模なものでないため逆に非常にリングが近く、リアルで生っぽい。そしてきっと友人や家族、親類など各選手を直接知ってる応援者が多いので、とてもローカル感があり熱い。今日はプロ2戦目の選手同士の4回戦が1試合目にあり、1人は北海道出身の28歳くらいの選手。つい、どう生活しているんだろ、と考えてしまう。しかし好きなこととはいえ、20代後半になってからプロデビューして、そんなに長く続けられる競技でないことは自分でもわかっているだろう。それでもリングに上がる姿勢に何か心動かされるものがあって。私はスーパースターの試合よりも、このような人間模様も想像される4回戦などは、けっこう好きだ。