14号の”立ち上がりネコ”は樹脂粘土スカルピーでの原型がだいぶできてきました。このアングルだとわかりにくいかと思いますが、この体勢は「不安定さ」が重要なニュアンスです。ネコが2本足で長時間立っていられる訳ではないので「一時的に」立ち上がった=でも長くは立っていられない感じを留意しています。そこで、ネコが立ち上がっても実際の下半身は、毛のふくらみも含めてボリュームがあるのですが、それであるとフォルムとしては安定的に感じてしまうので、そこをあえて下半身のボリュームを減らして、不安定なニュアンスがでるようにしています。また、立ち上がっても実際に背中を反らせるほどの体勢になるこっとは希でやはり猫背が本来ですが、ここも意図的に背中を少し反らせることで、一時的な背伸びのニュアンスが出るようにしてみました。ん~、明日にはサーフェイサーまでいけるかな~。
2020年1月4日