ホコリとの戦い

超微細な毛ぼこりが難敵です。硬化するときに表面近くにあるといっしょに固まってしまい、埋まったホコリは本体を削るなどしないと取り出せない。この写真の真ん中にホコリが写っているのだが、これはシリコン型の内側。ホントに微細なもので、シリコン型を注型前によーく見て、発見したら粘着テープとピンセットを使って取りのぞき。それでも入ってしまうこともあり。

しかしこのネコ造形、作り始めた当初はそれどころではなく、もっといろいろな問題が起きたが、今、ようやくホコリを気にするところまで技術的に進歩したかと思うと感慨深くもあります。一作ごとに造形的にも技術的にも進歩していて、しかしさらにまだまだ解決しなければいけない課題もあり。なかなか楽しくも遠い道のりだー。