02「まねきネコⅡ」

● 前後71mm X 全幅34mm X 高さ69mmくらい。樹脂製。目はステンレス球。

まねきネコ。挑戦2回目の作品です。
まねきネコは、以前の石粉粘土でも作っていますが、樹脂制作になってから再度の挑戦です。「まねきネコ3」の説明でも書いてますが「ネコが手招きするって、実際はこんなかんじなのかな」というイメージを目指しました。
顔立ちが造形的に初期の頃の表情です。制作時期により少しづつの変遷があり、少づつ変化しています。作るごとに次はこうしよう、などと思うところが出てくるので作るたびに進化しています。自分なりに。
また、他の作品は基本的にリアルなネコの動きを元にした作品ですが、こちらはそれとは違い、ややファンタジー路線の作品です。ネコの手招きがフィクションなのかはわかりませんが、通常のネコの観察からではない造形です。今後もこのようなファンタジー路線のものも検討していきたいと考えています。
またこの作品の制作では、手の肉球の表現も前後の作品とは違う方法になっています。以降の作りかたの大きなヒントになったものです。

足の裏は、足と肉球がツラいちです。
これ以降の作品では、ここに段差を作る方法に変遷してゆきます。